自分史カードを作り、そのカードを使ってジグソーパズルのように組み上げてみよう
自分史を楽しみながら作り上げる方法
(A)自分史カードの作成
① B6判程度の大きさのカードを用意します
② 家庭にある写真アルバムより、想い出深い写真を何枚か選択してそのコピーをとります
③ その写真をカードに貼ります
④ 写真を貼ったカードの裏面に次の内容を記入します
(ア)その想い出のきっかけ(両親、兄弟姉妹、友人、先生など)
(イ)印象に残った出来事や経験(楽しい想い出や思い通りにならなかったこと)
但し、思い出したくないことはあえて書かないでよろしいです。
(ウ)この想い出が縁となって次にどのような方向へ進んだか
(エ)なお、ピックアップする写真とそれに関する上記(ア)~(ウ)の記載内容は、
1枚のカードに1つの想い出を記入します。
カードの作成は時系列である必要はありません。
想い出される順でよろしいです。
(ご参考)パソコンをお使いの方で、エクセルなどの表計算ソフトが使用できる状況
にあれば上記の内容は、エクセルメニューの挿入-テキストボックスを選択
して、エクセル画面上にカードを簡単に作成できます。
このようにして作成したカードにより、下図のパノラマ自分史もエクセル
画面上に作成することができます。
(B)自分史カードを使ってジグソーパズルを作る要領で半生を振り返ります
自分史カードを以下のパノラマ自分史の枠組みを利用して、配置してゆきます。
最初から思い通りにカード配置ができなくてもさしつかえありません。
ジグソーパズルで絵を組み立てるように試行錯誤しながら自分の思い描くイメージが
完成するまで、自分史カードを追加したり配置換えをします。
そして、今はこれ以上に自分史カードの全体図を考え付かないときは、いったん頭を
休めます。
また、数日後に見直してみればさらに納得がゆく全体図が俯瞰できるようになるでしょう。
パノラマ自分史
自分史カードをジグソーパズルのように配置して、結びつきが強いカードとカードをそれぞれ
組み合わせます。
一例として下図に示しております。このようにして、今の時点から自分の過去を振り返り眺めると
ちょうど山の頂上付近から下界を俯瞰してパノラマ風景を見ているようなイメージが浮かんでくる
でしょう。
その結果、自分をより客観的に見つめ直し、長所や反省点を的確に掴むために役立ちます。
このようにして、確認された長所や反省点がこれからの生きがいある人生に向けて考えるための
基礎情報となります。